龍泉洞
岩手県下閉伊郡岩泉町にある鍾乳洞。
日本三大鍾乳洞の一つであるとともに、国の天然記念物に指定されています。
奥から湧き出る清水が地底湖を形成し、”ドラゴンブルー”と呼ばれる湖。
底まで見渡せるほどの透明度に吸い込まれそうな感覚を覚えます。
洞内は4088m以上あり、そのうちの700mが公開されています。
ライトアップされた幻想的な青の世界。
龍泉洞に生息するコウモリも天然記念物に指定されています。特に冬期間に天井や壁にぶら下がるコウモリの姿が見られるようです。
龍泉洞の起源伝説
龍泉洞には、ある伝説が残っています。
ずっと昔のこと。宇霊羅山の麓の辺りからシューシューという音が聞こえ出し、特別に大きな音と共に、岩山を割って大きな「龍蛇」がとび抜けたのです。
龍蛇はたちまち天にかけ昇り、龍蛇のとび抜けたあとから、美しい泉が湧き出したそう。
こうして龍泉洞ができたという伝説があります。
清水川
龍泉洞の近くを流れる清水川(しずがわ)。
清水川は龍泉洞の地底湖から湧き出た地下水が流れています。
川沿いには遊歩道も整備されており、清らかな小川と自然を楽しむことができる散策スポットです。
アクセス・入園料など
住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
入洞料:大人・高校生 1100円、小・中学生 550
駐車場:あり 第一駐車場(80台) 第二駐車場(47台) 第三駐車場(295台)
※雨などで増水した場合など閉園することもあるようですので、訪れる際はHP等でご確認していただくと良いかと思います。
公式サイトはこちら→岩泉町・龍泉洞WEBサイト