苗木城跡
国指定史跡。岐阜の宝ものにも選出された苗木城跡。
苗木城の石垣は自然の巨岩をそのまま利用して構築されました。
天守展望台に登り、岩に組まれた柱を近くで見てみることに。
清水寺のように外に張り出たつくりで、釘を使わない「懸造り」という建築技術で作られたそうです。
天守展望台からは木曽川や恵那山、中津川市内が一望できます。素晴らしい眺め。
苗木城は山の頂上付近に建っていたことから「天空の城」や「岐阜県中津川のマチュピチュ」などとも呼ばれているそうです。
こちらは天守展望台から見た大矢倉跡。一見すると二階建てに見えますが、三階建ての大きな矢倉だったそうです。巨岩を抱えるように積まれた石垣も見どころ。
苗木城と龍伝説
白い漆喰の城壁が多い中、苗木城の壁は赤土がむき出しでした。
これは木曽川に住む龍が白い色を嫌い、何度漆喰を塗りなおしても壁を削り取ってしまう、という龍伝説が残っています。ゆえに苗木城は別名「赤壁城」とも呼ばれていました。
アクセス
国道257号線を下呂方面へ車で約10分。
住所:岐阜県中津川市苗木
詳細情報はコチラ⇒中津川HP